【ミッドポイントのコンセプト】
マンガ、アニメ、絵本・児童書、遊びや空間体験など、子ども時代のさまざまなコンテンツとの出会いは、子どもの元気や勇気につながったり、その後の人生のターニングポイントになることも少なくありません。また、つらい時に出会った物語やキャラクターが生涯その人の心の支えになることも多いでしょう。“ミッドポイント”とはもともと、ハリウッドのシナリオライティングの手法で、物語の流れや主人公の感情が大きく変わる転換点、折り返し点を意味する言葉です。生まれてから大人になるまでの間に、子ども自身にとって何かが変わったり、心が大きく成長したりするコンテンツと出会う瞬間、機会を創造するという意味で、私たちはこの事業を「ミッドポイント」と名付けました。
【ミッドポイントのミッション】
ミッドポイント・ワークラボは、心理学、調査データ、子どもの現場感の3つのリソースをベースに、子どもたちが楽しみながら変化・成長できるコンテンツやワークショップの開発・実施と、それらを支える調査研究や情報開発を行う実践型の子どもとコンテンツの研究所です。
近年の少子高齢化を背景に、子ども関連業界や行政において子ども関連の予算や事業の縮小・効率化、撤退などを余儀なくされる中、減ってはいてもこの世に子どもが存在し続ける限り、誰かが次世代の子どもたちを支える役割を担っていく必要があります。
ミッドポイントでは、子どもや親子・家族を対象にしたコンテンツ、商品、サービスなどに関する開発段階でのアプローチや.、狭い領域の研究開発、地域でのワークショップの企画・実施や、有識者やNPOとの連携など、新しい価値の創造をお手伝いいたします。
【事業内容】
*キッズコンテンツ・ラボ:子ども(コンテンツ)のマーケティングコンサルティング
マンガ、アニメ、児童書など子どものメディアコンテンツをはじめ、遊びや施設、空間など、子どもが見る・聞く・体験する、もの・こと全般を子どもコンテンツ捉え、それらに関するマーケティング・コンサルティングと、心理的な効果に関する調査研究、情報発信などを行っています。
*ストーリーワーク・ラボ:物語活動の研究と物語ワークショップの企画・実施
物語を読んだり、見たり、作ったりすることは、ストレス解消や癒しになと同時に、子どものことばの発達や想像力、論理性、情緒性などを育てる大切な活動の一つです。ストーリーワーク・ラボでは、物語が生み出す効果の研究と、物語をテーマにしたさまざまなワークショップを企画・実施しています。
*キッズ・クリエイティブ・ラボ:子どもの造形ワークショップの実施と事業サポート
描画、工作、物語創作、映像制作など子どもたち自身によるオリジナルコンテンツづくり、子どもの想像力と創造性を育てるクリエイティブプログラムの企画開発とワークショップの実施、また、そのための大人支援者のためのコンサルティングや情報発信、交流の場づくりなどを行います。
*関連団体:キャラワークス・ジャパン
子どもが自分でキャラクターを考えてものづくりや物語づくりを行うワークショップを中心に、キャラクターの心理的・社会的活用を目的とする非営利の(任意)団体です。