子どもコンテンツフォーラム2024

(1)<基調講演>子どもとメディア、メディア・リテラシー
講師:登丸あすか氏(文京学院大学 人間学部コミュニケーション社会学科 准教授)
スマートフォンやタブレットなど新しいメディアの登場によって子どものメディア環境は大きく変化しました。そうした変化を踏まえて、現在のメディア社会に必要なメディア・リテラシーの考え方を紹介します。
(2)キックオフセッション
登壇者:登丸あすか氏(文京学院大学 人間学部コミュニケーション社会学科 准教授)
    土本 幹郎氏 (株式会社 Kumarba 「クマーバチャンネル」プロジェクトリーダー)
    亀山 泰夫氏 (慶應義塾大学メディアデザイン研究所研究員/
          一般社団法人CiP協議会事務局 シニアディレクター)
基調講演、および最近の家族の生活環境や子どもを取り巻くメディア環境の変化などの話題も交えながら、子ども向けメディアコンテンツの影響、効果と今後の方向性や課題について考えてみたいと思います。

第8回 11月19日(火)16:00~17:30
実践ビジネス編「子ども商品のブランドコンテンツ開発」

玩具、ゲーム、キャラクターといったいわゆるコンテンツ商品だけでなく、衣食まわりなどさまざまな商品が持つ子ども要素やブランドシンボルなどをいかにコンテンツ化し、新しい付加価値として開発するか、最近の事例をご紹介いただきながら、開発のヒントや留意点(デザイン、安全性、操作性、子どもにとってのおもしろさ)などについてディスカッションします。
【パネラー】
*國京 紘宇氏
 株式会社ナルミヤ・インターナショナル 代表取締役執行役員社長 
2001年トーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング)入社、03年ユージン(現タカラトミーアーツ)入社、07年同社常務執行役員、11年フィールズ(現円谷フィールズホールディングス)入社、17年ナルミヤ・インターナショナル執行役員経営企画室長、18年常務執行役員経営企画室長、20年ラブスト取締役(現任)、21年5月から現職。
*本原 正明氏 株式会社ロッテ マーケティング本部 ブランド戦略部 焼き菓子企画課 課長
2007年株式会社ロッテに入社。同年、ロッテ商事株式会社に配属となり、菓子営業(近畿)および本社営業企画部を経て、2010年より商品開発部に所属(現・マーケティング本部)。2016年よりチョコパイブランドを担当し、現在はビスケット事業の責任者とコアラのマーチやトッポ、パイの実、子供菓子(ビックリマン含むキャラクター菓子全般も含む)チームの責任者である。ビックリマンブランドはマネジメント立場になっても実務として10年以上担当。課題であったビックリマンファンの裾野を拡大する為に「ワンピース」や「ドラゴンボール」「パズドラ」「スター・ウォーズ」等のコラボ商品を手掛けるだけでなく、千葉ロッテマリーンズとの球団コラボ企画やビックリマン原画展企画、日本記念日協会に認定された「4月1日はビックリマンの日」記念日企画等の様々な斬新なアイデアでビックリマン再ブームの兆し作りに尽力。最近では「ビックリメン」などアニメ化まで実現し、幅広くブランド拡大に挑戦し続けている。

第9回 12月17日(火)16:00~17:30
実践ビジネス編「最終回・ワークショップ」

参加者に予めアンケート形式の課題を配布し、記入してもらったシートをコーディネーターの方でまとめていくつかのテーマに整理した上で、ディスカッション形式でまとめます。
*コーディネーター
西岡 直実 子どもコンテンツリサーチ研究所所長/ミッドポイントワークラボ代表

子どもの遊びや物語、キャラクターの心理効果などの研究をベースに、子ども調査の企画・分析、ワークショップの企画・実施、子どもコンテンツに関する情報サービス・コンサルティングなどを行う。広告会社ADKにて、アニメ番組やキャラクターのマーケティング、子どものリサーチ、教育番組の製作監修、時代予測などの仕事に関わる。2013年に退社し、子どもとコンテンツの研究所ミッドポイント・ワークラボを設立。また、2003年よりキャラクターや物語づくりを行う子どものワークショップを開催している。一橋大学社会学部卒業。放送大学大学院人間発達科学修士課程修了。日本発達心理学会、日本子ども学会、日本社会心理学会、日本アニメーション学会、絵本・児童文学研究センター等の会員。著書(共著)『図解でわかるキャラクターマーケティング』。子どもコンテンツや子ども市場に関する講演や執筆活動なども行う。

第10回 1月21日(火)13:00~17:00 コラボ会議(クロージング・シンポジウム)
プログラム(未定)
・基調講演1
・基調報告
・基調講演2
・パネルディスカション
・交流会